
一気に読ませる感じの迫力に引きこまれます。
ただ、蓮田に関わる人たちや、奥能登の人たちに比べて、ヒロインの婚家のキャラクターがちょっと類型的というか、かきわり的な悪役だったのが残念でした。
『自分の正しさ』を信じて疑わないという事の怖さとか、どこまで自分を客観視できるのかというのが、多視点であるがゆえにわかるという。(語り手が頻繁に変わります)
ヒロインの夫がどうしてあんななのか、の、あたりは、もう少し夫側の視点でページを割いてもよかったのではないかなとも思ったり。(その方が狂気に説得力がましたんじゃないかなあ……)
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