2018/10/28

津軽双花



高潔な魂をもった女性二人の話。
お見事。

2018/10/27

祝言島



横溝正史かと思ったら鈴木光司だった。
みたいな。

没入感は高く、どうなっているんだろう、という興味で最後までひっぱられて読んだんですが。

うー、悪くは無いんですが。
毎回出てくる「二人の女」の実在非実在の仕掛けとか、女性にフォーカスしておいて、ああ、そっちか!

みたいな構成は驚きますし、圧倒されるんですけど、筋らしい筋が無いといいますか、条件反射的に生きている、みたいなところが。

どうしたいんだろう、何がしたいんだろうという部分がひどく刹那的なせいで筋道が見当たらなくなるのかな、と、感じました。

2018/10/20

恋歌



大河ドラマというと、織豊時代か幕末かというくらい、時代小説の舞台として人気のある時代で、正直食傷気味だったんですが、私の浅い読書量ではまだまだ知らない切り口、人物からの物語が沢山あるのだなと思いました。

桜田門外の変と三人吉三をこんな風にからめるのか!
と、思いましたし、登世と以徳様の想い合う様なども四季の移ろいとあわせて美しく描かれていていいですねえ。

伏線とその回収もスッキリ収まりまして、没頭できました。
よかったです。

2018/10/10

冬雷



遠田潤子さんの第一作、ファンタジーノベル大賞受賞作は、少し読みにくく感じたけれど、最近読んだ作品は皆リーダビリティがとても高い。読みやすい。

あの『読みにくさ』が受賞の決めてでは無かったのかと思うと、『わかりやすさ』『読みやすさ』とは何なのか、ちょっと考えたくなるのだけれども……。

これも一気に読めました。
皆ちょっとずつ悪くてちょっとずつ哀しい。
構成の為か収まりがよくてぴったりと読めた。

一気読みしました。