
横溝正史かと思ったら鈴木光司だった。
みたいな。
没入感は高く、どうなっているんだろう、という興味で最後までひっぱられて読んだんですが。
うー、悪くは無いんですが。
毎回出てくる「二人の女」の実在非実在の仕掛けとか、女性にフォーカスしておいて、ああ、そっちか!
みたいな構成は驚きますし、圧倒されるんですけど、筋らしい筋が無いといいますか、条件反射的に生きている、みたいなところが。
どうしたいんだろう、何がしたいんだろうという部分がひどく刹那的なせいで筋道が見当たらなくなるのかな、と、感じました。