会話文が多いなあ、というのと、会話で説明しすぎるあたりでちょっと高田崇史作品を彷彿とさせる部分もありましたが、呪術がツールになっていて、事件を起こすための道具として機能していて安心しました。(高田作品の場合、どうかすると歴史的考察の表現に事件が使われている事があって、動機の部分でえーっとなる事がしばしばあるので……、いえ、あれはあれで好きなんですけども)
そこそこ没入感はあったんですが、のめり込んで一気読み、というわけにはいかなかったのは何故なのかなー、それでも読みきれたのは、続々と謎が謎を呼ぶ感じと、謎が解けていく構成にあったのかなーと。
乱歩賞受賞作という事で、講評も掲載されていました。
しかし、落選者の中に下村敦史、伊兼源太郎の名前があっておおっ! となりました。(下村敦史は乱歩賞に9年連続で応募し続けたとか、すげえな……)あ、でも、川瀬七緖も二度目の最終候補だったのか……。
応募作300前後で推移しておりますが、乱歩賞ってやっぱり応募者の根性も座っているのかな、とか思ったり……。
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